歯周病対策には
早めの予防歯科が大切です
歯周病とは、原因となる菌に感染して歯の周囲に炎症が起こる病気のことです。
歯ぐきの炎症を歯肉炎、その周囲にまで炎症が広がると歯周病と呼ばれます。
現在、日本人が歯を失う原因の第一番目が歯周病です。
歯周病にならなければ、80歳で20本以上の歯を残すことは十分に可能です。
歯を失うと、噛む力が減りますので、色んな弊害がおこります。
歯肉炎は歯周病になる一歩手の症状で、歯ぐきに軽度の炎症が起きている状態です。
若い人でも歯肉炎になる人は少なくありません。
歯肉炎の症状は、歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシをした時に歯ぐきから出血するなどです。
歯周病まで悪化してしまうと、歯ぐきから膿が出る・口臭がきつくなる・歯がぐらつくなどの症状があらわれ、顎の骨や歯根膜まで炎症を起こしている状態でとても危険です。
一般的に、歯ぐきの炎症がひどければひどいほど、歯周ポケットが深くなります。
深さ2〜4ミリ以上が初期の歯周病とされます。
エアフローでのメンテナンスでバイオフィルムを取り除いて歯ぐきの状態を改善すると、炎症や出血がなくなり、歯ぐきがひきしまって歯周ポケットの深さも改善されます。
歯周病の直接的な原因は歯垢(プラーク)です。歯垢の塊がバイオフィルムで、ねばねばした状態で歯や歯と歯の隙間に付着したり、歯周ポケットの中に存在して歯みがきだけでは落ちにくいことが、悪化させる原因になっています。
バイオフィルムの中にいる細菌が出す毒素が、歯肉炎や歯周炎といった炎症を引き起こします。そのため、歯科医院では予防のために3ヶ月に一回程度のクリーニングを受けて頂くようにおすすめしています。
生活習慣・・・ストレス、不規則な生活、食生活、喫煙、女性ホルモンの影響、肥満等
この中でも、喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクとなっています。 喫煙すると血管が収縮し、血行不良を引き起こします。そのため歯ぐきに炎症が起こっていないように見えても、 免疫や細菌に対する抵抗力が低下して重症化させる恐れがあります。
口の中に溜まったプラーク(歯垢)から出た毒素で、歯ぐきが炎症を起こす。痛みはなく、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの際に出血します。
痛みはまだない状態。歯周ポケットが深くなっていき、歯を支えている顎の骨が知らない間に溶かされ始める。
歯ぐきの出血に加え、膿が出たり、口臭がきつくなるなどの症状もあらわれる。また、顎の骨が減って歯が揺れるようになるため、痛みを感じます。
歯周ポケットが6ミリを超えて、歯ぐきのすき間にプラーク・歯石が溜まっている状態。歯が激しく揺れるようになり、強い痛みを伴い、食事をすることも難しい末期の状態。
まつもと歯科では、まず歯周病の検査をします。そしてその結果に基づき確実に歯周病を治していきます。初期や中等度の歯周病なら殆んどの場合、きれいに治ります。
歯科衛生士がプローブという探針の器具を、歯と歯ぐきの溝に刺し込み、深さを測ります。
歯周ポケットが深いほど歯周病が進んでいると見られ、健康な人の歯周ポケットなら1〜2mm程度です。
3mm程度になると歯肉炎の症状で、歯肉の赤みや腫れなどが起こりやすくなります。
歯周ポケットが3mm以上になると歯周病の状態です。歯肉の赤み・腫れ・出血があり、骨が溶け始めます。
歯科衛生士がピンセット状の器具を用いて、前歯は歯を一本ずつつまんで揺れ具合を確認します。
奥歯はピンセットを閉じて咬合面に置いて動かして、動揺がないか確認します。
通常、引き締まった結構な歯ぐきにある歯には動揺は見られず、一方見た目に問題がない歯ぐきでも、歯の動揺が見られた場合、隠れて歯周病が進んでいる可能性もあります。
0度(M0):ぐらつきがない
1度(M1):前後にぐらつきがある(少しの揺れ)
2度(M2):前後・左右にぐらつきがある(大きな揺れ)
3度(M3):前後・左右・上下にぐらつきがある(歯が抜けそうな揺れ)
必要に応じて顎の骨をレントゲン撮影して骨密度の具合を確かめます。密度の低い骨は歯周病が進行している可能性が高いです。
歯みがきでは取れない汚れを歯科衛生士が徹底クリーニングしていきます。まつもと歯科ではメンテナンス治療として、エアフローを使用したパウダーによるバイオフィルムの除去を行っています。
歯周病治療において歯周ポケットの汚れを取り除き、良い状態にキープすることが非常に大事になります。良い状態をキープすることは決して難しくありません。非常に効果の高い定期健診(メンテナンス)を行っております。
定期健診にお越し頂いている方は歯を失う確率が大幅に下がることもデータで証明されております。一生、ご自分の歯でいれるよう我々は努力しています。
当院で使っているメンテナンス用の清掃装置はエアフロープロフィラキシスマスターと言います。粒子の直径がわずか14μmのパウダーを歯に吹き付けて、同時に水で洗い流します。歯や歯ぐきを傷つけずにやさしくバイオフィルムを除去します。
歯周病(歯槽膿漏とも呼ばれます)は誰でもかかる可能性がある生活習慣病です。初めは自覚症状がありません。歯周病の原因菌が引き起こす歯周炎等の症状が進行すると歯周ポケットが深くなり、さらに進むと骨が溶け始めて歯がぐらぐらと動揺し始めます。
重症化すると歯が抜けてしまいますので、少しでも異変を感じたらまつもと歯科へご相談ください。予防から治療まで当院へお任せください。
歯ぐきの炎症の具合やその日の健康状態によって、出血の有無は変わります。
ただ、一度でも出血したということは、歯ぐきに何らかの症状が起きはじめているのかもしれませんので、気になる場合は早めに歯科医院で診てもらいましょう。
治療においては、手遅れになる前に対策を取ることが非常に大事です。
歯周病は中高年の病気と思われがちですが、近年では子どもの間にもじわじわと増えてきています。
厚生労働省の調べによると5〜14才の子どもの3人に1人が歯肉炎・歯周病にかかっており、年令に関わらず口腔内を清潔にして予防をする必要があるといわれています。
歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラークは放置すると硬い歯石に変わります。プラークと歯石を溜めないようにすることが予防の基本です。
まずは、正しい歯の磨き方を覚えて徹底することが一番効果的です。あとは定期的に歯医者さんに行って、セルフケアのおさらいや自分では磨きにくい部分などのクリーニングを行ってもらうとよいでしょう。
歯周病の改善に効果が見込める薬剤や成分を含んだ歯磨き粉が様々なメーカーから販売されていますので、それらを使っていただくと、歯ぐきの状態や臭いの改善が期待できます。
歯周病(歯肉炎)の程度にもよりますが、一度ひどく進行してしまって、ダメージをうけた歯ぐきや歯槽骨が元通りに修復することはありません。
それ以上進行をひどくさせないようにすることが、歯周病治療の目的です。
歯周病についての不安などお気軽にご相談ください。知識豊富なカウンセラーが対応いたします。
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