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ホワイトニング・定期健診

ホワイトニングとタバコの関係について

ホワイトニングとタバコの関係についてまとめ

ホワイトニングで白く美しい歯を手に入れたい場合、タバコのヤニが歯に及ぼす影響を無視することは出来ません。タバコとホワイトニングの関係について、ヤニの除去方法、喫煙が歯や歯茎に与える悪影響、ホワイトニング後に控えるべき喫煙時間などをご説明します。

タバコと歯の着色の関係

歯とタバコ

タバコに含まれる有害物質は、歯の着色を引き起こす大きな要因の一つです。以下のポイントが喫煙者特有の着色に関わっています。

タールとニコチンによる着色

タール

タールは、タバコを燃やす際に発生する黒っぽい物質で、歯の表面に付着しやすく、黄ばみや茶色い染みの原因となります。

ニコチン

ニコチン自体は無色ですが、唾液と混ざることで黄色く変色し、歯のエナメル質に浸透して着色を引き起こします。

歯のエナメル質と象牙質への影響

喫煙により、歯の表面(エナメル質)だけでなく、その下の象牙質にも色素が沈着することがあります。象牙質の着色はホワイトニングで改善が難しい場合があります。

唾液の分泌量と清掃作用の低下

喫煙は唾液の分泌量を減少させることがあり、歯の自浄作用が低下するため、着色物質が歯に蓄積しやすくなります。

ホワイトニングの効果に対するタバコの影響は?

タバコを吸う方がホワイトニングを行う際には、いくつかの影響を理解しておく必要があります。

効果の持続時間が短くなる

  • 喫煙を続けると、ホワイトニングで白くした歯が再び着色しやすくなります。
  • 特にホワイトニング直後の歯は色素を吸収しやすい状態にあるため、効果を持続させるには禁煙や減煙が求められます。

ホワイトニング効果が現れるまでの時間

  • タバコによる着色が重度の場合、通常のホワイトニングでは効果が見られるまでに時間がかかる場合があります。歯科医院でのクリーニングとホワイトニングを組み合わせることで、より効果的に改善できます。

歯茎や口腔環境への悪影響

  • 喫煙により歯茎の血流が低下し、歯茎の健康が損なわれることで、ホワイトニングの副作用(歯茎への刺激や知覚過敏)が強く出ることがあります。

タバコのヤニはホワイトニングで落とせる?

たばこ

歯科医院へ行けば、タバコのヤニは比較的簡単に落とすことができます。タバコのヤニは歯のクリーニングをしてからのホワイトニングであればタバコのヤニだけでなく、歯そのものの色も白くすることができます。

超音波を使った方法やエアフローといった方法でもタバコのヤニを落とすことができます。どの方法が合っているかはタバコのヤニの量や付き方で変わってきますし、受診する回数も変わってきます。

ホワイトニング後タバコを吸ってはいけない理由

禁煙マーク

ホワイトニング後は、ホワイトニングのメーカーによりますが、食べ物や飲み物に制限があるのと同様、タバコも吸わないべきとされています。理由はホワイトニング後は歯の表面が敏感になっており、いつも以上に着色しやすくなっているからです

食事制限なし!のホワイトニングも最近はあります。施術直後からご飲食OK、色の濃いものもご飲食できるものもあります。自分にあったものを選んで下さいネ。

タバコが歯・歯茎に与える影響

喫煙

タバコが身体にとって良くないのはよく知られたこと。これは歯や歯茎に対しても同じです。

歯に与える影響

タバコを吸うと歯にヤニが付き、歯が黄ばんだり黒くなったりする原因となります。

ヤニが歯のついていることで見た目が悪くなるだけでなく、細菌も付着しやすくなります。ゆえにタバコを吸っている人は吸っていない人に比べて、歯周病になりやすいと言われています

タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織の酸素供給を妨げます。「ニコチン」は一種の神経毒で血管を収縮させます。血管が収縮すると血液の流れが悪くなり、歯・歯茎に十分な酸素が行き渡らなくなります。これにより歯周病の進行がすすむいう悪循環です。そして治療しても治りにくいことが判っています。

ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので病気に対する抵抗力が落ちたり、アレルギーが出たりします。さらに傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きまで抑えてしまいます。

歯茎に与える影響

タバコを吸うと歯だけでなく歯茎の色も変わります。タバコを吸うことで血液の流れが悪くなり、歯茎が黒ずんでしまうのです。歯肉の繊維化といいます。歯肉が炎症しても歯周病が発見しにくいです。

ホワイトニング後タバコを控えるべき時間

時計

メーカーによりタバコを控えないでよいものもありますし、ホワイトニング方法によって、タバコを控えるべき時間は変わってきます。

一般的にオフィスホワイトニング後

歯科医院でオフィスホワイトニングを受けた後、24〜48時間は禁煙すべきです。

マウスピースを使ったホームホワイトニング後

歯科医院で専用のマウスピースを作り、自宅で・自分でホワイトニングを行うホームホワイトニング。この場合はホワイトニング後、6時間くらいは禁煙すべきです。(ホワイトニングのメーカーにもよります。)

デュアルホワイトニング後

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングの後は、1時間くらいは禁煙すべきです。最も禁煙時間が短いですが、これは色の後戻りがしにくいホワイトニング方法だからです。(ホワイトニングのメーカーにもよります。)

ホワイトニングを成功させるためのポイント

タバコを吸う方でもホワイトニングを効果的に行うためには、以下の工夫や準備が重要です。

1. 喫煙を控えるタイミング

  • ホワイトニング前後24~48時間は喫煙を控えることが推奨されます。この期間は歯の表面が再着色しやすい状態にあるため、色素の付着を防ぐことが必要です。

2. 歯科医院でのプロフェッショナルケア

歯科医院
  • スケーリングとエアフロー
    ホワイトニング前に歯の表面の歯垢や歯石を除去し、エアフロー(特殊なジェット洗浄)でタバコによる頑固な着色を取り除くことで、ホワイトニング効果が向上します。

  • 知覚過敏対策
    喫煙者は歯のエナメル質が弱くなっている場合があるため、事前に知覚過敏を抑える処置を受けることが望ましいです。

3. 適切なホワイトニング方法の選択

  • オフィスホワイトニング
    強力なホワイトニング剤を使用し、短期間で歯を白くする方法です。タバコの頑固な着色にも有効ですが、効果の持続には喫煙習慣の見直しが必要です。

  • ホームホワイトニング
    自宅でマウスピースを装着して行う方法で、時間をかけて徐々に白くします。持続性が高く、喫煙による再着色を軽減する効果も期待できます。

  • デュアルホワイトニング
    オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することで、即効性と持続性を両立できます。

歯周病から全身の疾患へ

歯周病になると全身のさまざまな部位に影響を及ぼします。心筋梗塞、脳血管疾患、早産、低体重児の出産、肺炎、糖尿病など。

歯周病から全身の疾患へ

まとめ

歯のキャラクター

ホワイトニングで白い歯を手に入れるためには、タバコの影響を理解し、適切に対処することが大切です。タバコのヤニはホワイトニングと併用するクリーニングで除去できますが、ホワイトニング後の喫煙は歯の着色や健康へのリスクを高めるため、一定期間控えることが推奨されます。

また、タバコが歯茎や全身に与える悪影響を考えると、禁煙は歯の美しさだけでなく健康維持のためにも有益です。ホワイトニングの効果を最大限に引き出すため、日頃のケアや生活習慣にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

監修

歯科衛生士 坂上明美

医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科

【所属学会】
日本歯周病学会
日本審美歯科学会
日本医療機器学会
日本アンチエイジング歯科学会
【資格】
スイスデンタルアカデミーエキスパート
第2種滅菌管理士
ホワイトニングコーディネーター
デンタルコーディネーター

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この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科吹田本院
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医日本歯周病学会

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▶吹田の歯医者なら「まつもと歯科」