今回は「ホワイトニングの種類とおすすめの方法」についてまとめていきます。
目次
ホワイトニングとは
歯のホワイトニングは、薬液を歯に浸透させ、歯の色を白くします。
ホワイトニングの方法によってもその目的はさまざまですが、「見た目を良くしたい」「見た目に清潔感を持たせたい」といった理由から、ホワイトニングを始める方が多いようです。
ホワイトニングの様々な種類
まず、ホワイトニングをする場所で大きく3つに分けられます。その中でも「歯を白くする」という意味合いでは、いくつかの方法があります。
【ホワイトニングの種類①】オフィスホワイトニング
【ホワイトニングの種類②】ホームホワイトニング
【ホワイトニングの種類③】ウォーキングブリーチ
【ホワイトニングの種類④】被せ物で歯を白くする
【ホワイトニングの種類⑤】ラミネートベニアで歯を白くする
【ホワイトニングの種類⑥】歯のマニキュアで歯を白くする
サロンでホワイトニング
【ホワイトニングの種類⑦】サロンでホワイトニングしてもらう
【ホワイトニングの種類⑧】サロンでセルフホワイトニング
自分で自宅でホワイトニング
【ホワイトニングの種類⑨】市販のものでホワイトニング
歯科医院でホワイトニング
歯科医院でのオフィスホワイトニングは、最も効果的である方法です。その分費用がかかります。
【ホワイトニングの種類①】オフィスホワイトニング
「歯科医院でホワイトニング」というと、このオフィスホワイトニングのことを言います。1回で十分な効果を感じられることもあります。歯の着色だけでなく、元々の歯の色が暗い場合でも歯を白くすることが可能です。
時間が経つと歯の白さが失われていくため、定期的に行う必要があります。
▼ホワイトニングを受けられない方・受けられない歯はこちらでまとめています。
https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/cannot-whitening/
【ホワイトニングの種類②】ホームホワイトニング
歯科医院で自分専用のマウスピースを作り、その後は自分で自宅でホワイトニングを行います。オフィスホワイトニングよりは効果を感じるまでに時間がかかりますが、じっくりホワイトニングしていくので効果が長持ちするのが特徴です。
時間が経つと歯の白さが失われていくため、定期的に行う必要があります。
【ホワイトニングの種類③】ウォーキングブリーチ
こちらは先出のホワイトニング方法と少し違い、歯の神経を抜いた・歯の神経がない場合に行う方法です。
歯の神経を抜くと歯の生命力がなくなり、段々歯が黒ずんできます。そのような歯を白くさせるために行うのがこのウォーキングブリーチという方法です。
虫歯や神経の治療の延長で行われることが多く、美容よりも治療的な意味合いが強いです。
【ホワイトニングの種類④】被せ物で歯を白くする
セラミックなど、白い被せ物を歯に被せることで歯を白く見せます。
ホワイトニング剤を歯に浸透させるわけではなく、「被せ物」の治療となります。健康な歯を大きく削る必要があるため、長期的なリスクや歯の寿命も考慮した上で決めましょう。
被せ物が入りさえすればすぐに見た目が良くなります。材質が劣化しない限り、歯の白さがなくなることはほとんどありません。
型取りは歯科医師や歯科衛生士の仕事ですが、その型をもとに被せ物を作るのは歯科技工士の仕事。歯科技工士は基本的に歯科医院ではなく、歯科技工所にいます。
つまり歯科医院でとった歯型を、歯科技工所に持って行かなくてはいけません。毎日歯科技工所に行くわけにもいかないので、歯科医院ごとに曜日を決めて運搬していることがほとんどです。
「1日で終わる治療」を実現させたのは、最新の技術です。型取りをしたら歯科技工所に持って行かず、最新の技術を使ってその場で被せ物を作り上げます。つまり機械で被せ物を作っていくので、時短かつ品質の高さが実現しました。また人件費もかからないため価格も下げられます。
神経の治療が必要であれば何度か通院が必要ですが、被せ物自体は1日で本物が入ります。これなら仕事で忙しかったり、歯医者が苦手で治療を早く終わらせたいという方も安心ですね!
【ホワイトニングの種類⑤】ラミネートベニアで歯を白くする
ラミネートベニアというものは被せ物と似ています。歯の表面を一層ほど薄く削り、そこに白いチップのようなもの(=薄い被せ物)を貼り付けることで歯を白く見せます。
歯を削らなければいけないことと、チップが取れる可能性も考慮して決めましょう。被せ物と同様、ラミネートベニアが入りさえすればすぐに見た目が良くなります。材質が劣化しない限り、歯の白さがなくなることはほとんどありません。
【ホワイトニングの種類⑥】歯のマニキュアで歯を白くする
歯のマニキュアは文字通り、歯にマニキュアのような塗料を塗ることで歯を白く見せます。歯の上から塗料を塗るだけなので、いずれ塗料が取れれば歯の白さはなくなります。
歯に薬液を浸透させるホワイトニングよりも即効性があるため、急ぎの場合に利用されることが多いです。
サロンでホワイトニング
サロンで自分の手で行うホワイトニングは、歯科医院よりも安価です。その分効果は感じにくいです。
【ホワイトニングの種類⑦】サロンでホワイトニングしてもらう
最近増えている「ホワイトニングサロン」。そちらでスタッフにホワイトニングしてもらう方法です。
このようなサロンでは、歯科医院で使用しているようなホワイトニング剤を使用することができません。なぜなら歯科医院で使用しているような効果の高いホワイトニング剤は”医薬品”であり、法律上決められた場所でしか使用できないからです。
そのため「ホワイトニングサロン」で受けるホワイトニングは、安価ですが歯のちょっとした着色やくすみが取れる程度と思ってください。元々の歯の色が白くなることはほとんどありません。
【ホワイトニングの種類⑧】サロンでセルフホワイトニング
上記と同じホワイトニングサロンで、「セルフホワイトニング」というホワイトニング方法もあります。これは文字通り自分で行うホワイトニングで、スタッフにやってもらうのとは別です。
自分で行う分安価であることが多いですが、こちらも歯のちょっとした着色やくすみが取れる程度です。元々の歯の色が白くなることはほとんどありません。
たまに歯科医院でも「セルフホワイトニング」を行なっていることがあります。この場合は、歯科医院でしか使用できないようなホワイトニング剤を使用しているので高い効果が得られます。
自分で自宅でホワイトニング
自宅で出来るホワイトニングは、安価で簡単に試せます。その分効果は感じにくいです。
【ホワイトニングの種類⑩】市販のものでホワイトニング
市販されているもので歯を白くする方法です。「歯を白くする歯磨き粉」「歯の消しゴム」などがこれにあたります。
しかし歯科医院で使用するようなホワイトニング剤の成分は、市販品には含まれていません。これは含んではいけないと日本の法律で決められているからです。手軽で試しやすい市販品ですが、歯のちょっとした着色が取れる程度です。元々の歯の色が白くなることはほとんどありません。
アメリカなど海外では、歯科医院と同様の成分を市販品にも含むことが法律で認められています。そのためアメリカの市販品は、日本人にも人気です。
ホワイトニングの種類のうちおすすめは?
安全面と効果を考えると、やはり歯科医院で行うオフィスホワイトニングがおすすめです。オフィスホワイトニングをおすすめする一番の理由は、やはり圧倒的に効果が高いからです。
ホワイトニングに関するQ&A
オフィスホワイトニングは歯科医院で行われるホワイトニング方法であり、1回の施術で十分な効果が得られることがあります。歯の着色だけでなく、元々の歯の色が暗い場合でも白くすることができます。
ホームホワイトニングは歯科医院で専用のマウスピースを作り、自宅で行うホワイトニング方法です。効果を感じるまでに時間がかかりますが、じっくりとホワイトニングできるため効果が長持ちします。
ウォーキングブリーチは、歯の神経を抜いたり、神経がない場合に行われるホワイトニング方法です。歯の神経を抜くことで歯の生命力がなくなり、黒ずみが生じる場合にこの方法が用いられます。
ホワイトニングの種類とおすすめの方法まとめ
芸能人やモデルさんを見ればわかる通り、歯が白いことは相手に清潔感を与えます。着色やくすみを取りたい場合であれば、ホワイトニングサロンや市販品を上手く利用すると良いでしょう。歯を白くしたい、歯をホワイトニングしたいと思った場合は参考にしてみてください。