今回は「親知らずの抜歯にかかる費用」について解説します。
親知らずの抜歯にかかる値段・費用
✔︎地域の歯科医院・・・医院によって異なる
✔︎大学病院・・・おおむね9000円前後
地域の歯科医院では手に負えないような抜歯や、高血圧や心臓病などがある場合は大学病院での抜歯となります。代表的なのは歯茎に埋まっている、親知らずの抜歯です。
大学病院での抜歯の流れと費用
大学病院での親知らずの抜歯のおおまかな流れをご紹介します。
2回目
受付 → 抜歯 → 消毒日の予約
3回目以降(状態により回数が異なる)
受付 → 消毒・創部の洗浄・抜糸 →終了
1回目(初診日)
おおまかな流れ
受付 → 診察(+CT・レントゲン撮影)→ 抜歯日の決定・予約
かかる費用
検査の種類によっても変わってきますが、1回目はおおむね1000〜6000円ほどの費用がかかります。
地域の歯科医院からの紹介状がなくても、大学病院で診てもらうことはできます。しかし紹介状がある場合と、紹介状がない場合ではかかる費用が変わってきます。紹介状を持っている方がスムーズでかつ安いです。
2回目(抜歯当日)
おおまかな流れ
受付 → 抜歯 → 消毒日の予約
かかる費用
抜歯当日かかる費用はおおむね1000〜3000円です。親知らずの生え方によって抜歯の費用は変わってきます。抜歯の目的なさまざまですが、歯並び矯正のための抜歯であれば保険がききません。そのためさらに費用がかかります。
3回目以降(消毒・抜糸など)
おおまかな流れ
受付 → 消毒・洗浄・抜糸
かかる費用
3回目以降は抜歯したところの消毒や抜糸です。1回あたり1000円かからないことが多いでしょう。
抜歯したところの治り具合にもよりますが、抜歯後1週間ほどで抜糸となります。その後も消毒・経過を確認し、治り次第大学病院の役目は終了となります。
大学病院では紹介状に記載の内容のみ行うのが基本です。そのため親知らずの抜歯・診察が終了したら、元の地域の歯科医院へ戻るよう指示を受けます。
親知らずの抜歯にかかる費用まとめ
大学病院で抜歯となると急に緊張される方も多いようです。今回ご紹介したのはあくまで目安です。基本的には保険がききますが、念のため多めに準備して行くことをおすすめします。紹介状をもらった場合はそちらも忘れずに。