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歯周病・虫歯・被せ物

歯の被せ物の種類

歯の被せ物9選値段まとめ

今回は「歯の被せ物の値段」について解説します。

保険がきく被せ物

銀歯

【歯の被せ物①】メタルクラウン(銀歯)

メタルクラウン(銀歯)

色・見た目

みなさんご存知の「銀歯」です。金属でできているため銀色です。ゆえに奥歯など、目立たないところに使われます。

長い間使用していると黒っぽく変色したり、近くの歯茎が黒ずんだりすることがあります。金属アレルギーを発症させる可能性もあります。

【歯の被せ物②】硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠

色・見た目

表面(人に見える部分)だけ硬質レジンという材料を使用しているため白いです。裏面(人に見えない部分)は金属のため銀色です。

こちらも長い間使用していると変色することがあります。

似たものに「硬質レジンジャケット冠」がありますが、強度の弱さから最近ではあまり使われていません。

保険がきかない被せ物

セラミックの被せ物

【歯の被せ物④】ジルコニアクラウン

ジルコニアセラミック

色・見た目

白いです。ジルコニアはさまざまな種類があるセラミックの中でも、最も審美性耐久性に優れていると言われています

透明感があり自然な色合い・ツヤのある素材のため、見た目の美しさもピカイチです。ジルコニアは時間が経っても変色しません。

【歯の被せ物⑤】オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウン(e-max)

色・見た目

オールセラミッククラウンは自然な色合い・ツヤがあるので、もともとの自分の歯のように見せることができます。また時間が経っても変色しないので安心です。

もともとの自分の歯(天然歯)よりも少し硬いため、強い力が加わると壊れたり、欠けたりする可能性があります

【歯の被せ物の値段⑥】ラミネートベニア

ラミネートベニア

色・見た目

白いです。今までご紹介してきた被せ物と違い、歯の表面を薄く削って表面に貼り付けます

簡単に歯を白く見せたり、ちょっとした歯の隙間を埋めたり、簡単な歯列矯正を行うことができます。

【歯の被せ物の値段⑦】ゴールドクラウン

ゴールドクラウン

色・見た目

金色です。ただ強い力がかかっても耐えられるので、主に奥歯で使われます。昔はよく使われましたが、金色で見た目が良くないため最近はあまり見かけませんね。

歯の被せ物の種類 に関するQ&A

保険がきく被せ物とはどのような特徴を持っているのですか?

保険がきく被せ物は、銀歯や硬質レジン前装冠のように、金属や硬質レジンを使用していて、主に奥歯など目立たない箇所に使用されます。しかし、長い間使用すると変色や歯茎の黒ずみが起こることがあります。金属アレルギーのリスクもあります。

セラミックの被せ物はどのような特徴を持っていますか?

セラミックの被せ物は、ジルコニアクラウンとオールセラミッククラウンがあります。どちらも白く透明感があり、自然な見た目を保ちつつ、耐久性が高いです。特にジルコニアクラウンは変色しにくい素材とされています。

セラミックの被せ物にはどのような種類がありますか?

セラミックの被せ物にはジルコニアクラウンとオールセラミッククラウンがあります。ジルコニアクラウンは透明感があり、自然な色合いを保ち、耐久性が高いとされています。一方、オールセラミッククラウンは自然な見た目と硬さを持ちつつ、壊れや欠ける可能性があります。

歯の被せ物まとめ

被せ物にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や費用も大きく変わってきます。扱い方によっては割れやすかったり欠けやすかったりするため、自分の口に入る被せ物の特徴を把握した上で治療を始めていきましょう

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医。日本歯周病学会。

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