今回は「インビザラインの費用とメリット・デメリット」について書いていきます。
インビザラインのメリット
マウスピース矯正インビザラインのメリットは以下のようなものです。
1. 目立たない透明な素材
インビザラインの大きな魅力は、その透明な素材です。通常のワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが歯に装着されるため、見た目に影響を与えがちです。一方、インビザラインは特殊な透明プラスチックで作られているため、目立ちにくく、日常生活の中で矯正治療を気にせずに過ごすことができます。
これは、特に大人の矯正治療を考える人にとって大きな利点です。ビジネスシーンや対人関係においても、自信を持って過ごせるため、ストレスの少ない治療が可能です。
2. 取り外しが可能で食事や歯磨きがしやすい
インビザラインは、ユーザー自身で簡単に取り外すことができるため、食事や歯磨きの際に自由度が高い点が特徴です。通常のワイヤー矯正では、食事中に食べ物が器具に引っかかりやすかったり、特定の食べ物を避ける必要が出てくることがありますが、インビザラインではそういった制約がありません。
また、矯正器具を取り外して歯磨きができるため、口腔内の清潔を保つのも容易です。虫歯や歯周病のリスクを減らすことにもつながります。
3. 快適な装着感
インビザラインは金属を使用していないため、ワイヤー矯正に比べて口の中で違和感を感じることが少ないです。特に、金属ワイヤーが原因となる口内炎や歯ぐきの痛みが少なく、長期間にわたる矯正治療でも快適に過ごすことができます。
さらに、インビザラインはカスタムメイドで作成されるため、患者さんお一人お一人の歯にぴったりと合うデザインになっており、装着時の不快感が最小限に抑えられます。また、金属アレルギーを持つ方にも安心して使用できる点も見逃せないメリットです。
4. 治療中の通院が少なくて済む
インビザラインの治療は、通常4〜6週間ごとに定期的な診察が必要ですが、ワイヤー矯正のように頻繁な調整が求められることはありません。ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーの調整や修理が必要になることがありますが、インビザラインではそのような手間が少なく、忙しい生活を送る方や仕事で頻繁に時間が取れない方にとっても利便性が高いです。
また、装置が破損したり故障するリスクも少ないため、トラブルが少なく、治療をスムーズに進めることができます。
5. デジタル技術を活用した治療計画
インビザラインでは、事前にデジタルスキャンを行い、患者さんの口腔内を3Dデータとして取得します。このデータをもとに、治療の進行過程や最終的な歯並びをシミュレーションすることが可能です。
治療開始前に、どのように歯が動いていくか、そして最終的なゴールを視覚的に確認できるため、治療に対する安心感が増します。患者さんは、治療がどのように進行するかを事前に理解できるため、期待値が明確になり、治療中の不安や疑問を軽減できます。
インビザラインは、見た目や快適さ、柔軟性の面で多くのメリットを持っているため、現代のライフスタイルに合った矯正治療法として広く選ばれています。ただし、治療が成功するためには、マウスピースを指示通り装着し続けることが必要です。
いままで一般的であった、いかにも矯正してます!感のあるワイヤー矯正とは違い、透明のマウスピースを使うので目立ちにくいのが最大のメリットです。
また、いままでのワイヤー矯正は装置をつけたら数年はつけっぱなしでした。しかしインビザラインはマウスピースであるため着脱が可能。歯磨きもしやすく、清潔を保つことができます。着脱が可能であることにより、装置のことを深く考えず済むのでいつでも気軽に始めることができます。
インビザラインのデメリット
- 自己管理ができないと治療効果も得にくい
- 歯並びによっては対応が難しいことも
- ワイヤー矯正と比べると治療期間が長めになる
- 医師の知識と技術がないとうまく治らない場合がある
インビザラインはマウスピースのため着脱が可能です。しかし1日22時間ほどの装着が望ましく、毎日の継続が重要です。マウスピースを装着している時間を自己管理できなければ、インビザラインの治療効果が得にくく、治療計画通りに治療が進まないのがデメリットです。
その点、ワイヤー矯正は、装置をつけたら2年程度ははずさないのが基本です。そのため確実に矯正効果が得られます。子供であったり、自分だけでは管理しきれない場合はワイヤー矯正の方が向いているかもしれません。
インビザラインのメリット・デメリットに関するQ&A
インビザラインの治療効果を得るためには、自己管理が重要です。マウスピースを1日22時間ほど装着し続けることが望ましく、毎日の継続が必要です。自己管理ができなければ、治療効果が得にくくなる可能性があります。
インビザラインは透明なマウスピースを使用し、ワイヤー矯正と比べて目立ちにくいという点が違いの一つです。また、インビザラインは着脱が可能であり、歯磨きがしやすく清潔を保つことができます。一方、ワイヤー矯正は装置をつけっぱなしにする必要がありますが、確実に矯正効果が得られるという利点があります。
インビザラインの利点は、自分で装着と着脱が可能であることです。これにより、歯磨きがしやすく清潔を保つことができます。また、いつでも気軽に始めることができる点もメリットです。
インビザラインの費用平均・相場まとめ
インビザラインは新しい歯列矯正方法ですが、いままでのワイヤー矯正よりもとっても高価!というわけでもないことがわかりましたね。
実際わたしも中学生のときにワイヤー矯正を行っていましたが、トータル100万円ほどかかりました。インビザラインは症例によっては数十万円で済むこともあるので、さほど費用は変わりません。
監修
歯科衛生士
医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科
歯列・歯並び・ 咬み合わせのお悩みなら。マウスピース、インビザライン、裏側、小児矯正等。LINE相談可。八重歯、出っ歯、受け口の治療など得意です。大阪梅田、なんば、心斎橋、吹田、豊中、神戸にあります。
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