
インプラント治療、まさかの「NG」!?でも諦めるのはまだ早い!
「インプラント治療を希望していたのに、歯科医院で『出来ません』と言われてしまった…」
このように、治療を断られてしまった経験をお持ちの患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、ご安心くださいね。一口に「インプラントが出来ない」といっても、状況によっては治療の選択肢が残されていることもあります。インプラント治療が難しいとされるケースと、その解決策についてご説明します。
インプラント治療が出来ないといわれる主な理由

歯科医がインプラント治療が難しいと判断される理由はいくつかあります。代表的な理由をピックアップすると、次のようになります。
1. 顎の骨が足りない
インプラントは骨に埋め込むから、土台となる骨がちゃんとあることが超重要。でも、歯周病や年齢、長い間歯を失ったまま放置してた場合、骨が痩せて少なくなっちゃってることも。これが治療ストップの原因になることもあります。
インプラントは顎の骨にしっかりと埋め込むことで安定します。しかし、歯周病や加齢、長期間歯を失ったままにしていた場合など、骨が少なくなっていることがあります。その結果、インプラントを固定するための十分な骨がなく、治療が困難になることがあります。
2. 歯周病が進行している
歯茎の炎症が進んでると、骨まで溶けてきちゃうことがあるんです…。その状態でインプラント入れても、土台が弱いのでちゃんとくっつかないどころか脱落するリスクも。
まずは歯周病治療から始めましょう!
歯周病が改善されていない状態でインプラントを埋入すると、感染のリスクが高まり、インプラントが定着せず脱落してしまう可能性もあります。そのため、事前に歯周病治療が必要となることが多いです。
3. 持病がある(糖尿病・高血圧など)
糖尿病や心臓疾患など、体の中に持病があると、インプラントの成功率に影響することも。でも、しっかり管理されていれば治療できる場合もあるから、ここも一人で判断せず専門医と相談しましょう。
特に、糖尿病は傷の治癒を遅らせるため、インプラントがしっかりと骨と結合するまでの過程に悪影響を及ぼす可能性があります。また、骨粗しょう症の方は、骨がもろくなっているため、インプラントの固定が難しくなることもあります。
4. 噛み合わせが乱れている
不正咬合があると、インプラントにかかる負荷が偏ってしまってNGになることも。その場合は、矯正で噛み合わせを整えてからトライするのが王道ルート!
噛み合わせが悪い状態のままインプラントを埋め込むと、噛む力が偏ってしまい、インプラントが過度な負担を受けることになります。これにより、インプラントが破損したり、周囲の骨が吸収されてしまうリスクが高くなります。不正咬合がある場合、事前に矯正治療や噛み合わせの調整を行う必要があります。
5. タバコを吸っている
喫煙習慣はインプラントの大敵…!血流が悪くなって、インプラントが骨とちゃんと結合しにくくなるし、歯周病も悪化しやすいんです。禁煙がカギ!
喫煙はインプラント治療の成功率を著しく低下させる要因の一つです。タバコに含まれる有害物質は血流を悪化させ、傷の治癒を妨げるため、インプラントが骨と結合するプロセス(オッセオインテグレーション)がうまく進まないことがあります。また、喫煙者は歯周病のリスクも高く、インプラント周囲炎を引き起こしやすいため、インプラントの長期的な安定が難しくなります。
インプラントは顎の骨に埋め込むため、骨の量が不足していると治療が難しくなります。しかし、これで完全に治療の道が閉ざされるわけではありません。
インプラント治療を諦める前にやってほしいこと
「インプラントが出来ない」と言われたとしても、すぐに諦める必要はありません。以下のポイントを確認して、再度治療の可能性を検討してみましょう。
セカンドオピニオンをもらう
他の歯科医院なら「え、治療できますよ?」って言ってくれる可能性も。インプラントに強い先生に相談してみよう!
一つの歯科医院で「出来ない」と言われたとしても、別の医院では違う見解を示すことがあります。インプラント治療の経験が豊富な専門医に相談してみましょう。
生活習慣を整える
禁煙・バランスの良い食生活・睡眠・適度な運動!どれもインプラントに限らず健康にめっちゃ大事。体調が整えば治療の選択肢も広がります。
お口のケアを本気でやる
歯周病が原因で断られたなら、まずは口腔ケアから!歯磨き+歯医者でのクリーニング+定期健診がセットで必須です。
他の治療法も検討してみる
どうしてもインプラントが難しいときは、ブリッジ・入れ歯といった選択肢も。無理にインプラントにこだわらなくても、自分に合った治療は見つかります。
インプラント治療を諦める前に、これらのステップを試してみることで、治療の可能性が開けるかもしれません。
インプラント治療を可能にするための方法

「出来ない」といわれた場合でも、次のような方法でインプラント治療を受けられる可能性があります。
「骨がない」って言われたときの対応策は・・
骨造成(GBR・サイナスリフト) → 人工骨などで足りない骨を増やすテクニック
短いインプラントの使用 → 骨が薄い人向けの選択肢もちゃんとあるよ!
1. 骨の量が不足している場合の対策
骨造成(GBR法・サイナスリフトなど)
骨が不足している場合でも、人工骨や自己骨を移植することで骨の量を増やし、インプラントが可能になることがあります。GBR法(骨再生誘導法)では、特殊な膜を使って骨の再生を促します。サイナスリフトは上顎の骨を増やす方法で、上顎洞の底を持ち上げ、骨を移植します。
短いインプラントの使用
顎の骨の高さが不足している場合、通常の長さのインプラントが適用できないことがあります。しかし、短いインプラントを使用すれば、骨の少ない部分でも固定が可能となり、治療が受けられることがあります。
これらの方法を用いれば、「骨が足りない」といわれた方でもインプラント治療が可能になるケースがあります。
2. 歯周病がある場合の対策
歯周病持ちさんの対策はコレ!
まずは歯周病治療を徹底!
歯周組織の再生療法で骨や歯茎を回復させることも可能!
歯周病の治療を優先
歯周病がある状態ではインプラント治療ができません。まずは歯科医院で適切な歯周病治療を受け、口内環境を改善することが必要です。歯磨きの徹底や歯科医院でのクリーニングを続けることで、インプラント治療に適した状態に整えます。
歯周組織再生療法
重度の歯周病で骨が失われた場合、歯周組織再生療法を行うことで、骨や歯茎の状態を回復させることが可能です。これにより、インプラントが安定しやすくなります。
歯周病のコントロールができれば、インプラント治療を検討できる可能性が高まります。
3. 全身疾患がある場合の対策
持病がある人は・・
主治医との連携がマジ大事!
生活改善で治療への一歩を!
医師との連携
持病がある方は、主治医と相談しながら治療計画を立てることが重要です。特に糖尿病の場合、血糖値のコントロールがしっかりできていれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。
生活習慣の改善
食生活の見直しや禁煙、適度な運動を取り入れることで、健康状態を改善し、インプラント治療の成功率を高めることができます。
適切な管理ができれば、全身疾患がある方でもインプラント治療が可能になる場合があります。
これらの方法を適用することで、「インプラントが出来ない」と言われた場合でも、可能にする選択肢が広がります。
どうしてもインプラントがムリなときは?

もし、どうしてもインプラント治療が難しい場合は、次のような代替治療を検討するのも一つの方法です。
ブリッジ → 欠損した歯の両隣の歯を支えにする治療法です。
部分入れ歯 → 取り外し可能な義歯で、比較的簡単に治療が受けられます。
オールオン4(インプラント義歯) → インプラントを少ない本数で固定し、総入れ歯のように使う方法です。
これらの選択肢を考慮することで、患者さんに合った治療方法が見つかるかもしれません。
まとめ
「インプラントが出来ない」といわれても、必ずしも諦める必要はありません。
「ムリ」と言われても、セカンドオピニオンでOKになることも!
骨が足りなくても、骨造成や短いインプラントで対応できるかも!
歯周病や持病があっても、しっかり対策すれば可能性アリ!
他の治療法にも目を向けて、自分にフィットする選択を!
インプラントって確かにちょっとハードルが高い治療かもしれません。でも、諦めるにはまだ早い!
「もしかしたらできるかも」って思えたなら、次の一歩を踏み出してみて下さいね。