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インプラント・入れ歯

インプラントについて

インプラントについて

インプラントは、失った歯を補うため治療法で、構造が天然の歯に近く、噛む力や見た目の自然さを取り戻すことができます。インプラントのメリット・デメリット、適応条件、治療費用や期間についてご説明します。

インプラントとは

歯科インプラントは、失われた歯の機能を補うために開発された治療法で、その構造は自然の歯を模倣しています。これにより、見た目や機能が非常に自然で、患者さんにとって快適な使用感が得られます。

インプラントの構造

インプラント体(人工歯根)

インプラント体は、歯の根の代わりとなる部分で、顎の骨に直接埋め込まれます。この部分は治療の土台となり、治療全体の成功を左右する重要な要素です。

  • 素材と特徴
    インプラント体は主にチタンという金属で作られています。チタンは人体に対する親和性が高く、骨と直接結合する特性を持っています。この結合は「オッセオインテグレーション」と呼ばれ、インプラントが固定される仕組みの基盤となります。また、チタンは軽量でありながら強度が高く、長期間の使用に耐えられる優れた素材です。

  • 形状とデザイン
    インプラント体はネジのような形をしており、表面に特殊な加工が施されています。この表面加工により、骨との結合が促進され、安定性が向上します。形状やサイズは患者さんの顎の骨の状態に合わせて選ばれます。例えば、骨の高さや幅が十分でない場合は短めのインプラント体を使用することもあります。

  • 埋入の重要性
    顎の骨にインプラント体を正確に埋め込むためには、精密な診断と手術技術が必要です。埋入後、骨と結合するまでの期間(通常3~6か月間)は安静を保つことが推奨されます。この間に骨がインプラント体をしっかりと支えることで、治療が成功します。

2. アバットメント(連結部)

アバットメントは、インプラント体と上部構造(人工歯)をつなぐ中間部品です。この部分は見えないながらも、治療全体の機能と審美性に大きく寄与します。

  • 役割
    アバットメントは、インプラント体の上に固定され、人工歯の土台としての役割を果たします。また、人工歯を取り付ける際の角度や高さを調整する機能もあります。

  • 素材
    アバットメントには、チタンやセラミック、ジルコニアなどが使用されます。セラミックやジルコニア製の場合、歯茎の下から透けて見えることが少なく、特に前歯のような審美性が重要な部分で利用されることが多いです。

  • 取り付け方法
    アバットメントは、ネジや接着剤でインプラント体に固定されます。歯科医師は患者さんの噛み合わせや審美的な要求に応じて調整を行います。

3. 上部構造(人工歯)

上部構造は、インプラント治療の最終段階で装着される人工歯です。この部分は、患者さんが日常生活で見たり触れたりする部分であり、見た目や使い心地に直結します。

  • 素材と種類
    上部構造の素材としては、セラミック、ジルコニア、ハイブリッドセラミックなどが一般的です。

    • セラミック: 自然な透明感があり、見た目の美しさが特徴です。前歯など、審美性が求められる部分に適しています。
    • ジルコニア: 強度が高く、奥歯など噛む力がかかりやすい部分に適しています。
    • ハイブリッドセラミック: 強度と審美性のバランスが取れており、費用面でも比較的抑えられています。
  • 形状のカスタマイズ
    上部構造は、患者さんの口腔内に合わせてオーダーメイドで作成されます。色、形、大きさなどが自然な歯と調和するように細部まで調整されるため、他の歯と見分けがつかない仕上がりとなります。

  • 固定方法
    上部構造は、アバットメントに接着剤で固定する場合とネジで固定する場合があります。ネジ固定型の場合、メンテナンスが容易ですが、接着型は審美的に優れています。

メリット

1. 自分の歯のようにものが噛める

入れ歯やブリッジなどの被せ物は、あくまで歯の上から被せて使用するもの。そのためかたいものを噛めなかったり、不安定になったりします。

しかしインプラントは、歯の代わりとなるものをあごの骨に埋め込みます。つまり、もともとの自分の歯と似た構造になります

天然歯の図解 インプラント

そのため安定しやすく、かたいものでも自分の歯のように噛むことができます。

2. 他の歯に負担がかからない

入れ歯やブリッジなどの被せ物は、基本的に周りの歯を削らないと入れられません

ブリッジの説明図

また入れ歯やブリッジが入ってからも、歯を失った部分だけでなく周りの歯にも力がかかり続けます。

ブリッジのデメリット

健康な歯でも、大きく削ったり負担がかかり続けたりすることで、歯の寿命が短くなります。つまりブリッジにすることで、巻き込まれた健康な歯もいずれ失うリスクが高くなるということです。

3. 見た目が良い

入れ歯やブリッジなどの被せ物に比べると、インプラントは見た目が自然で美しいです。

デメリット

波

1. 治療費が高額になりがち

入れ歯やブリッジなどの被せ物は、素材を選べば保険がききますが、インプラントは保険がききません。またインプラントを入れるための手術やメンテナンスも必要なので、結果的に治療費が高額になることが多いです。

インプラント治療で保険がきく特例もあります。できる限り安くインプラント治療を受ける方法などはこちらでまとめています。

https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/implant-cheap/

2. 手術が必要

インプラントは歯の根っこの代わりとなるものをあごの骨に埋め込みます。ゆえにそのための手術が必要となります。方法やあごの状態によって、手術が30分で終わることもあれば2時間以上かかることもあります。

3. 治療期間が長い

インプラントは、ブリッジなどの被せ物のように、削って型取りをすれば終わり!ではありません。手術が必要なのはもちろんのこと、インプラントが実際に入ってからも定期的なメンテナンスが欠かせません。そのため結果的に、トータルした治療期間が長くなります

インプラントは、患者さんご自身のセルフケアだけでは限界があります。そのため定期的に歯科医院へ通い、歯科医師や歯科衛生士によるケアを受ける必要があるのです。

インプラントができる・できない条件

YES

▼インプラント治療が受けられない方はこちらでまとめています。

https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/implant-merit/

インプラントの費用・値段

キーボードと文房具

インプラント治療費の内訳はこちらで詳しく解説しています。

https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/implant-cheap/

インプラントは保険がきかない自由診療となっています。

自由診療とは

保険適用外の新薬、最先端の医療を受けられるが費用は自費となる。

引用 コトバンク

保険がきけば、どの歯科医院で受けても治療費はほぼ同じです。しかし自由診療の場合は歯科医院が自由に料金・値段を決めることができます。そのためインプラントにかかってくる治療費も、歯科医院によって違います。

インプラントの治療期間

時計

インプラントの治療期間は、骨の状態や治療内容によって変わってきます。

インプラントの治療期間は、おおむね4ヶ月〜1年ほど。言い換えれば、4ヶ月〜1年ほどでインプラントが安定し、自分の歯のようにものを噛むことができます。

これに加えてメンテナンス期間がかかってくるので、インプラントを入れた歯医者とは年単位の付き合いとなってきます

○年保証”とうたっている歯科医院がほとんどですが、その年数を超えてしまったら、何かしらのトラブルがあったとき治療費は一切出ません。患者さんが全額負担となります。歯科医師の腕が悪かったせいであっても、どんな理由であろうと患者さんが全額負担しなければ治せません

【動画】インプラント治療のリスク

まとめ

インプラントは、自然な噛み心地や美しい見た目を実現できる優れた治療法ですが、手術や定期的なメンテナンスが必要であること、自由診療のため費用が高額になりやすい点には注意が必要です。一方で、医療費控除や高額療養費制度を活用することで負担を軽減する方法もあります。

治療を検討する際は、信頼できる歯科医師と相談し、自身の健康状態や生活スタイルに合った選択をすることが大切です。インプラント治療で快適な生活を取り戻すために、正しい情報をもとに計画的に進めましょう。

 

 

監修

歯科衛生士

医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科

インプラント、入れ歯のお悩みなら。専門医多数在籍。LINE相談可。大阪梅田、なんば、心斎橋、吹田、豊中、神戸にクリニックがあります。

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この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科吹田本院
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医日本歯周病学会

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