よくあるご質問
インプラント・入れ歯

インプラント治療は保険がきく?安く治療する方法

インプラントの治療費を抑えるためには

今回は「インプラント治療費」について解説します。

インプラント治療で保険がきくのはどんな時?

健康保険

基本的にはインプラントは保険がきかない自由診療です。

【インプラントで保険適用①】生まれつきあごの骨が少ない場合

生まれつきあごの骨が広範囲に渡って欠損していることがあります。この場合のインプラント治療は保険がききます。ただ、大きな病院など条件が整った施設でなければいけません。

インプラント治療で保険適用がされる施設の条件

  • 歯科または歯科口腔外科の病院であること
  • 歯科または歯科口腔外科に5年以上の経験がある、または、3年以上のインプラント治療の経験がある常勤医師が2名以上配置されている
  • 当直体制が整備されている
  • 医療機器や医薬品の安全確保のための体制が整備されている

引用 Straumann PARTNERS

【インプラントで保険適用②】病気や事故によりあごの骨を失った場合

事故病気などにより、あごの骨を広範囲に失った場合のインプラント治療にも、保険がききます。保険がきく施設は上と同じです。

できる限り安くインプラントにする方法

インプラントは医療費控除がききます基本的に保険がきかないインプラントですが、制度を利用すれば負担を軽くすることができます。

【インプラント治療を安くする方法①】医療費控除を利用する

医療費控除とは

自分自身や自分と生計を一にする配偶者や親族が、毎年1月1日~12月31日までの一年間に支払った医療費を、その年の所得税から差し引くことができる制度のこと。医療費控除について記した確定申告書を提出することにより利用できる。

引用 コトバンク

 

医療費控除は、最高で200万円までが控除の対象となります。インプラント治療で支払った金額や、通院にかかった交通費などにも適応されます

医療費控除を受けるためには、翌年の確定申告期間に、近くの税務署へ書類を出さなくてはいけません。

インプラントは医療費控除対象?

インプラント治療は医療費控除が適用されますので、忘れずに申告しましょう。医療費控除を利用すれば、総合的にみてインプラント治療の値段を抑えて受けられます。インプラント治療は美しさを手に入れるために行われる美容整形や、ホワイトニングなどとは異なる医療行為のため、医療費控除の対象になります。

【インプラント治療を安くする方法②】高額療養費制度を利用する

高額療養費制度(高額医療費制度)とは

被保険者の医療費の自己負担額が高額になる場合、負担を軽減するために、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、保険者から払い戻される制度。

引用 コトバンク

高額療養費制度の上限額は、本人の所得や年齢によっても変わります。高額療養費制度については、健康保険組合に申請書を出さなくてはいけません。期間も決まっているので問い合わせてみましょう。

【インプラント治療を安くする方法③】デンタルローンを組む

この方法は治療費を安くするというよりは、支払い1回あたりの負担を軽くするものです

デンタルローンについてはこちらでまとめています。

※格安インプラントはおすすめできません

安さを売りにしている歯科医院や、格安インプラントにはそれなりの理由があります。その理由は例えば、

 ・十分な検査をせずにインプラント治療を行っている

 ・トラブル時の保証がない

 ・トラブル時にメーカーに対応してもらえない

などが考えられます。

インプラント治療は、骨に人工物を埋め込むというれっきとした手術です。安いからという理由でインプラントにすると、かえって悪化したりトラブルにになったりする可能性があります

歯並び矯正でeラインを整えるに関するQ&A

eラインとは、どのように定義されるのですか?

eラインは、顔を横から見た際に鼻の先端とあごの先端を結んだ線です。美しい横顔の基準とされ、その上で唇が内側に収まっていることが望ましいとされます。

出っ歯矯正や受け口矯正はeラインに影響を与えるのですか?

はい、出っ歯矯正では上顎を引っ込めることで上下のバランスが整い、eラインが改善されることがあります。同様に、受け口矯正でも下あごの位置を調整することでeラインのバランスが向上する可能性があります。

eラインを作るためには抜歯が必要なのですか?

一般的に、eラインや美しい横顔を作るためには抜歯が必要な場合が多いです。これは日本人の鼻の低い顔立ちによるもので、抜歯によって調整されることでバランスが整うことがあります。ただし、歯を抜かずに矯正する方法もありますが、トータルな美しさを求めるならば抜歯が考慮されることがあります。

インプラントの治療費まとめ

歯のキャラクター

インプラント治療は、基本的に保険がきかない自由診療で、歯科医院が独自に値段を決めることが出来ます。そのため、医院によって費用はまちまちで、しかも保険適用外なので高額な治療費となります。

できる限り安くインプラントにしたいお気持ちはわかりますが、最近増えてきている格安インプラントには注意が必要です。インプラントのような手術を伴う治療においては、安いだけのリスクやデメリットが発生する可能性がありますので、安心して治療を任せられる歯医者選びが重要になります。

歯科医院選びの一つの目安としては、きちんと術後のメンテナンスを行っている歯科医院であることです。手術をして終わりではなく、長いお付き合いの出来る医院をぜひ見つけて頂きたいと思います。

 

監修

歯科衛生士

医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科

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この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医。日本歯周病学会。

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