今回は「ホームホワイトニングのマウスピース」についてまとめていきます。
目次
ホームホワイトニングで使うマウスピースとは
歯ぎしり用のマウスピース、スポーツ用のマウスピースなどいろいろありますが、今回はホームホワイトニング用のマウスピースです。
マウスピースの中にホームホワイトニングジェルを流し込み、そのマウスピースを歯にはめることでジェルを歯の面に留まらせます。これにより歯のホワイトニングが行われます。
ホームホワイトニング用マウスピース【作り方】
基本的には歯科医院でホームホワイトニング用マウスピースを作りますが、最近では自分でマウスピースを作る市販品もあるようです。
歯科医院で作る場合
歯科医院でホームホワイトニング用のマウスピースを作るときは、まず歯型を取ります。
この歯型をもとに、患者さんの歯の模型を作ります。そしてその歯の模型をもとに、専用の機械を使ってホームホワイトニング用のマウスピースを作ります。
歯の型取りをしてから模型ができ、ホームホワイトニング用マウスピースが出来上がるまで数日かかります。そのため歯型を取った数日後に再度歯科医院に行く必要があります。
市販品で作る場合
あらかじめ出来上がったトレーをお湯に浸けて柔らかくし、自分の歯に合わせてホームホワイトニング用マウスピースを作ります。
マウスピースは冷めれば出来上がりなので、すぐにホームホワイトニングを始められるのが嬉しいですね。ただ歯科医院のものに比べるとやはり精度は落ちます。そのためホームホワイトニングジェルが全体に行き渡らなかったり、色ムラが出る可能性があります。
ホームホワイトニング用マウスピース【使用期間】
ホームホワイトニングジェルの種類にもよりますが、1~2週間前後でホワイトニング効果が出てくるものが多いです。
マウスピースは毎回よく洗い、清潔を保っていれば何度でも繰り返し使用することができます。使用期間は特に決まっていません。ただ歯にぴったり合わなくなってきたり、変形したり、穴があいたときなどは作り直しが必要です。最低でも1年に1回程度歯科医院で見てもらうことがよいでしょう。
ホームホワイトニング用マウスピース【管理方法】
マウスピースの劣化を早めるので長持ちさせる為にこんな行為は避けましょう。
①噛んだり押したりする
②お湯で洗う
③劣化しても使い続ける
④歯ブラシやスポンジで力を入れて内側を磨く
⑤移動中の車中に置く、ポケットに入れる
ホームホワイトニングが終わった後、マウスピースは水かぬるま湯でよく洗いましょう。お湯はマウスピースを変形させる恐れがあるので水かぬるま湯で。水も冷たい水より常温がおすすめです。
ホームホワイトニングジェルは粘性もあり残りやすいです。しっかり洗い流しましょう。狭い部分に入ったジェルは、歯ブラシや綿棒が便利です。マウスピースは歯科医院で渡されたケースに入れて低温で乾燥した場所で保管して下さい。
歯ブラシで洗うときはマウスピースを傷つけないよう注意します。歯磨き粉は研磨剤が含まれているので使用しないようにしましょう。また定期的に入れ歯洗浄剤などに浸けるのも、清潔が保てるのでおすすめです。専用の洗浄剤も出ていますので使用しても。
しっかり洗い流した後はよく乾燥させてから専用ケースにしまいます。
ホームホワイトニング用マウスピース【値段】
ホームホワイトニング用マウスピースを歯科医院で作ると、おおむね20000〜40000円かかると言われています。ホワイトニングジェルとのセットになっている事が多いです。
最近ではどこの歯科医院でもホワイトニングを受けることができます。ただホワイトニングは保険がきかない=自由診療のため、歯科医師が自由に料金を決めることができます。自由に料金を決められるゆえ、やはり高額に設定されていることが多いです。
ホームホワイトニング用マウスピース作り方・使用期間に関するQ&A
ホームホワイトニング用マウスピースは、ホワイトニングジェルを歯の面に留まらせるための装置です。歯のホワイトニングが行われる際に使用します。ジェルが歯にしっかりと密着することで、歯の色を白くする効果が期待できます。
ホームホワイトニング用マウスピースは、歯科医院で作成する方法と市販品で作る方法があります。歯科医院では、患者さんの歯型を取り、それをもとに専用の機械を使ってマウスピースを作ります。市販品は、あらかじめ出来上がったトレーをお湯に浸けて柔らかくし、自分の歯に合わせて作成します。
ホームホワイトニング用マウスピースの使用期間は1~2週間前後でホワイトニング効果が出てくるものが多いです。マウスピースは毎回よく洗い、清潔を保っていれば何度でも繰り返し使用できますが、歯にぴったり合わなくなったり、変形したり、穴があいた場合は作り直しが必要です。
ホームホワイトニング用マウスピースについてまとめ
こんな時は歯科医院へ
①すり減った 割れた
②変色 着色 ニオイが気になる
③マウスピースがゆるい 外れやすい