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差し歯が取れやすい食べ物ランキング

差し歯が取れやすい食べ物ランキング

差し歯が取れた!そんな経験ありませんか?

「えっ!?また取れた…?」
食事中、ふとした瞬間に口の中で何か違和感を感じ、慌てて鏡を見ると、そこにはポッカリと空いた前歯…。

「まさか、こんな時に…」
大事な会食の前、お友達とのランチ中、または家でゆっくりくつろいでいる時——。
そんな時に限って、差し歯が取れてしまうこと、ありませんか?

「せっかく綺麗に治療したのに…」「もう何回も取れてる…」「これから外食も怖くなりそう…」

そんな不安を抱えた患者さんは少なくありません。食事のたびに差し歯の心配をするのは、できれば避けたいですよね。

でも、実は差し歯が取れやすくなる原因は、食べ物の種類にあることをご存じですか?
ある特定の食べ物を避けることで、差し歯のトラブルを減らし、安心して食事を楽しむことができるんです!

今回は、「差し歯が取れやすい食べ物ランキング」を発表します。
あなたの食生活に潜む危険な食べ物とは?そして、差し歯を長持ちさせる秘訣とは?
ぜひ最後まで読んで、これからの食事をもっと安心して楽しめるようにしましょう!

差し歯が取れると、こんなリスクが!

差し歯が取れてしまうと、次のようなリスクが考えられます。

食事がしにくくなる

差し歯がない状態で食事をすると、噛みにくさを感じたり、食べ物がうまくすり潰せなくなったりします。

歯ぐきや周囲の歯に負担がかかる

差し歯が取れたまま放置すると、他の歯が無理に噛むことになり、負担がかかってしまいます。

再装着や作り直しが必要になることも…

取れた差し歯をそのまま再装着できることもありますが、場合によっては新しい被せ物を作り直す必要があるかもしれません。

差し歯が取れてしまうと、食事の楽しみが減るだけでなく、治療にも時間や費用がかかってしまいます。そのため、日頃から差し歯が取れやすい食べ物には注意が必要です。

差し歯が取れやすい食べ物ランキングTOP9

それでは、差し歯が取れやすい食べ物TOP9を見ていきましょう。

順位 食べ物 危険度 主な理由
🥇 1位 キャラメル ネバネバして歯に絡みつき、強く引っ張られる
🥈 2位 ガム 長時間噛むことで接着部分に負担がかかる
🥉 3位 ハードキャンディ(飴) 噛んだ瞬間に強い衝撃が加わり、差し歯が外れやすい
🏅 4位 お餅 粘着性が高く、噛んでいるうちに歯が浮く
🏅 5位 フランスパン(バゲット) 硬くて噛むと差し歯の接着部分に衝撃が加わる
🏅 6位 ナッツ類(アーモンド・クルミなど) 硬く、噛んだ瞬間の衝撃で差し歯が欠ける可能性がある
🏅 7位 せんべい パリッと割れる瞬間に強い力がかかる
🏅 8位 ステーキ 硬い部位を噛みちぎる動作で差し歯が外れやすくなる
🏅 9位 クラッカー・クッキー 乾燥した食感が強く、噛む力が加わりやすい

🥇 1位:キャラメル

▶ 危険度:
▶ 理由:

ネバネバして歯に絡みつく
噛むと強く引っ張られるため、接着剤が剥がれやすい

特に危険!
やわらかいキャラメルよりハードキャラメルの方が危険度UP!

🥈 2位:ガム

▶ 危険度:
▶ 理由:

長時間噛むことで接着部分に負担がかかる
差し歯が浮いた状態でガムが絡むと、外れやすくなる

特に危険!
シュガーレスガムでもリスクあり!噛み続けることで徐々に外れやすくなる。

🥉 3位:ハードキャンディ(飴)

▶ 危険度:
▶ 理由:

噛んだ瞬間に強い衝撃が加わる
差し歯や被せ物にヒビが入るリスクも

特に危険!
飴はなめる分には問題なし。ただし、噛むのはNG!

🏅 4位:お餅

▶ 危険度:
▶ 理由:

粘着性が高く、差し歯を引っ張る力が強い
噛んでいる間に歯が浮いてしまうことも

特に危険!
お正月の餅つき大会で差し歯をなくした人、多数!

🏅 5位:フランスパン(バゲット)

▶ 危険度:
▶ 理由:

硬くて歯にダメージを与えやすい
強い噛みしめで差し歯の接着部分に衝撃が加わる

特に危険!
冷えたバゲットはさらに硬くなるので要注意!

🏅 6位:ナッツ類(アーモンド・クルミなど)

▶ 危険度:
▶ 理由:

予想以上に硬く、噛んだ瞬間に衝撃が走る
差し歯や被せ物が欠ける可能性も

特に危険!
ナッツを丸ごと噛まずに砕いて食べるのがオススメ!

🏅 7位:せんべい

▶ 危険度:
▶ 理由:

硬くてパリッと割れる瞬間に強い力がかかる
接着剤が弱っていると外れる原因に

特に危険!
特に厚焼きせんべいは要注意!

🏅 8位:ステーキ

▶ 危険度:
▶ 理由:

硬い部位(筋や脂身)を噛むと差し歯に負担がかかる
噛みちぎる動作で差し歯が外れやすくなる

特に危険!
よく噛まないと飲み込めない部位は要注意!

🏅 9位:クラッカー・クッキー

▶ 危険度:
▶ 理由:

乾燥した食感が強く、噛む力が加わりやすい
そこまで危険度は高くないが、何度も噛むことで影響する

特に危険!
硬めのクッキーやビスコッティは注意!

差し歯を守るための食生活アドバイス

差し歯を長持ちさせるためには、日頃の食生活にも気をつけることが重要です。

差し歯に優しい食べ物を選ぶ

繊維質の多い野菜(キャベツ、ほうれん草など)
柔らかい魚(煮魚、刺身)
豆腐や卵料理

硬すぎたり、粘着性のある食べ物を避けることで、差し歯の負担を減らすことができます。

食べ方を工夫する

小さく切って食べる
強く噛みすぎないように意識する
片方の歯だけで噛まず、均等に噛む

食べる際のちょっとした工夫で、差し歯が外れるリスクを減らせます!

差し歯が取れてしまったときの応急処置

「食事中に突然、差し歯が取れてしまった…どうしよう!」
そんな時、焦らずに適切な対応をすれば、大きなトラブルを防ぐことができます。

すぐにやるべき応急処置

1. 取れた差し歯を探して清潔に保つ

取れた差し歯は捨てずに保管してください。
水で軽く洗い、汚れを落としてティッシュや清潔な容器に入れておきましょう。
アルコールや歯磨き粉では洗わないように注意! 変色やダメージの原因になります。

2. 口の中をチェックする

差し歯の土台となっている歯が折れていないか確認しましょう。
歯ぐきに痛みや腫れがないかもチェック!

3. 柔らかいものを食べるようにする

差し歯が取れた部分の歯や歯ぐきはデリケートになっています。
硬いものや粘着性のある食べ物は避けて、おかゆやスープなどの柔らかい食事を心がけましょう。

4. できるだけ早く歯科医院を受診する

自己判断で接着剤を使用しない!
→ 強い接着剤を使うと、後で歯科医院での処置が難しくなることがあります。
取れた差し歯は持参して、できるだけ元の状態で再装着してもらいましょう。

こんな場合はすぐに歯医者へ!

土台の歯が折れている・欠けている
強い痛みや腫れがある
取れた差し歯が割れている・壊れている

無理に戻そうとせず、早めに歯科医院で適切な処置を受けることが大切です!

差し歯が取れてしまっても、慌てずに適切な対応をすることで、大きなトラブルを防ぐことができます。
「応急処置をしたから大丈夫」と安心せず、必ず歯科医院で診察を受けましょう!

まとめ

歯医者さんに相談しながら快適な食生活を!

「食事中に差し歯が取れてしまった…」
「食べ物によって差し歯がぐらつく気がする…」

こんなお悩みがある場合は、ぜひ歯科医院で相談してみましょう。
差し歯の状態をチェックしてもらい、必要に応じて調整してもらうことができます。

また、定期的な健診を受けることで、差し歯がしっかり固定されているかを確認し、トラブルを未然に防ぐことができます。

無理せず、自分に合った食生活を心がけながら、健康な歯を守っていきましょう!

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科吹田本院
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医日本歯周病学会

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▶吹田の歯医者なら「まつもと歯科」