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口臭・その他

口臭ケアのおすすめ歯ブラシ・舌ブラシ・マウスウォッシュ

口臭ケアにおすすめの歯ブラシ、舌ブラシ、マウスウォッシュ まとめ

まつもと歯科 理事長・総院長 松本 正洋

今回は「口臭ケアのおすすめグッズ」について書いていきたいと思います。

口臭ケアのおすすめグッズ

 

歯ブラシ

1. 歯ブラシ

歯磨きの専門家である歯科衛生士や、歯のプロである歯科医師が使用している歯ブラシNo.1は「ソニッケアー」。なんと10年連続で日本の歯科衛生士・歯科医師の使用率No.1なんだそうです。実際に歯科医院で勧められたこともあるかもしれません。

大きな薬局であったり、家電量販店で購入することができます。amazonでも購入可。

一般的な歯ブラシに比べたら高価ですが、費用対効果はバツグンにあります。電動歯ブラシは正しく使用すれば歯の汚れを確実に・簡単に取ることができます。歯科衛生士としての経験上、ソニッケアーを使用している患者さんで磨けていない方って、ほとんど見かけないですね。

ヘッドが小さい歯ブラシ

口の隅々までしっかり磨けるため、特に奥歯や歯間の汚れを落とすのに効果的です。

やわらかい毛先

歯茎を傷つけず、優しく磨けるため、歯肉炎や歯周病予防にも役立ちます。

2. 舌ブラシ

舌ブラシ」という、舌専用の清掃専用グッズもあります。舌ブラシを使っても、歯ブラシを使ってもどちらでも舌に付着している舌苔の除去は可能です。どちらが良いかと患者さんにもよく聞かれますが、答えは「舌ブラシがベスト」です

歯ブラシを使うと、歯磨きと同じ感覚で行った場合、舌を強く擦り過ぎて舌の表面を傷つけ る場合がありますので、舌ブラシを使った方が舌の表面への当たりがソフトで安心です。舌ブラシを利用する場合は、歯ブラシと同じように、ブラシ部分が汚れてきたら定期的に交換しましょう。

もしソニッケアーなど、電動歯ブラシで舌の掃除も行いたければ、電源を切ってから(振動がない状態で)力を抜いてそっとやさしく行うことをおすすめします。

薬局やコンビニでも購入が可能です。たださオーラルケアグッズはまざまな種類があります。病院やamazonのみで販売しており、市販はされていない商品も多くあります。薬局やコンビニなどの市販品の方が比較的安価ですが、費用対効果もそれなりである気がします。

舌に優しいデザイン

柔らかいブラシや専用のヘッドで、舌の表面を傷つけずにケアできるタイプが理想的です。

定期的なケア

毎日1回程度、優しく舌をブラッシングすることで、口臭の原因を抑える効果があります。

3. マウスウォッシュ

マウスウォッシュは、短時間で口内をリフレッシュし、口臭を一時的に抑える効果があります。長期的な効果を求める場合は、抗菌作用のある製品を選ぶと良いでしょう。

アルコールフリー

アルコールが含まれていないものは、口の乾燥を防ぎ、長時間使い続けても口腔内の健康を保ちやすいです。

抗菌成分配合

塩化セチルピリジニウム(CPC)やクロルヘキシジンなどの成分が配合されていると、細菌の繁殖を抑え、持続的な口臭予防効果が期待できます。

口臭ケアグッズを使っても治らないときは

 

歯ブラシ

口臭のうち80%以上は口の中に原因があると言われています。舌ブラシやマウスウォッシュを使っても口臭が治らない場合は、歯科医院へ行って診てもらうと良いでしょう。

家族に口臭を指摘されればもちろんのこと、電車の中で近くの人が嫌な顔をしたり友人にガムを勧められたり。ちょっとしたことから、自分の口臭が気になり始める方は多くいます。

口臭ケアのおすすめグッズに関するQ&A

マウスウォッシュとは何ですか?

マウスウォッシュは、お口の中を洗浄するための液体で、歯磨きだけでは落とし切れない細菌や汚れを洗い流します。口臭のケアにも効果的です。

口臭が治らないときにはどうすればいいですか?

口臭が治らない場合、口臭の原因が口の中にある可能性が高いです。この場合、歯科医院で診てもらうと良いでしょう。

舌ブラシと歯ブラシで舌を磨くのはどちらが良いですか?

舌ブラシがおすすめです。舌の表面を傷つけることなく、舌苔を除去することができます。

まとめ

おすすめの歯ブラシとしては、電動歯ブラシ「ソニッケアー」が歯科専門家によって高く評価され、効果的とされています。舌ブラシは舌苔の除去に効果的で、歯ブラシよりも優しい使用感です。マウスウォッシュは口臭の原因となる細菌を洗い流すのに役立ちます。
これらを使用しても口臭が改善しない場合は歯科医院で診察を受けることをおすすめします。

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医。日本歯周病学会。

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