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歯医者は予約時間の何分前に行くべき?

歯医者の予約は何分前に行くべき?

まつもと歯科 理事長・総院長 松本 正洋

今回は「歯医者の予約」について書いていきたいと思います。

歯医者の予約は何分前に行くべき?

予約
  • 初めての来院の場合: 初診の場合は、問診票の記入や保険証の確認などの手続きが必要です。そのため、予約時間の15〜20分前に到着することが推奨されます。
  • 再診の場合: 再診の場合は、前回の治療内容や症状の変化を確認する時間が必要です。予約時間の5〜10分前に到着することが理想的です。

治療内容によっては、患者さんが来られてから治療の準備をすることもあります(歯科の材料などが無駄にならないようにするため)。そのため、直前に来られると時間を過ぎてしまうことも。10分前くらいに来てくれると歯科医院側もスムーズに拝見することができます

患者さんお1人お1人の時間のズレは小さくても、積み重なると大きなズレになります。2番目の患者さんは時間に余裕を持って来てくれているのに、1番目の患者さんのスタートが遅れたせいでお待たせしてしまう・・・ということが実はよく起こっています。

早めに到着することのメリット

予約時間の少なくとも5~10分前に到着することをお勧めします。初診の際は問診票の記入や、診察前のカウンセリングがある場合もありますので、余裕を持ってクリニックに到着することで、慌てることなく診察に臨むことができます。また、リラックスして待合室で過ごす時間を確保することで、緊張感が和らぐというメリットもあります。

早すぎる到着は避けるべき?

一方で、予約時間の30分以上前に到着してしまうと、待合室が混雑して他の患者さんに迷惑をかけることもあります。適切な到着時間を守るようにしましょう。

電話1本入れてもらえると印象が良い

予約

交通渋滞や急な用事で遅刻しそうな場合は、事前に歯科医院に連絡を入れることが重要です。これにより、診察スケジュールの調整がしやすくなります。

電車の遅延など、歯医者の予約に遅れそうな時ってありますよね。その際はあらかじめ電話をしてくださるととても助かります

歯科の予約をしている時は、余裕を持って家を出るようにしましょう。少しでも遅れそうなときは電話をすることをおすすめします。

歯医者の予約変更・キャンセルを当日するのは?

予約

もちろんOK。予約変更・キャンセルを当日することで印象・イメージが悪いなんてこと、ありませんよ。安心してください。仕事が延びてしまったとか急に予定が入ってしまったとか、予約変更・キャンセルを当日される方は実際に多くいらっしゃいます。やむを得ない場合がほとんどだと思います。

ただ、治療内容によっては治療計画が崩れてしまうこともあるので、しない方がいいかと言われればそうです。予約変更・キャンセルを当日する場合は、歯医者に行けないことがわかった時点ですぐに連絡をしましょう。早めに連絡をしてくれればその空いた時間で別の患者さんを診れることも。早めに連絡をいただければ印象も良く、とても助かるのが本音です

予約確認とキャンセルポリシーについて

歯医者での予約は、他の患者さんとのスケジュール調整が必要なため、確実に守ることが求められます。もし急な都合で予約のキャンセルや変更が必要な場合は、できる限り早めにクリニックへ連絡をしましょう。

一般的に、予約時間の24時間前までに連絡するのが望ましいとされていますが、クリニックによって異なる場合もあるため、事前に確認しておくことをお勧めします。

歯医者の予約はキャンセル料がかかる?

予約

かかりませんのでご安心ください

一番印象・イメージが悪いのは「無断キャンセルです。無断キャンセルとは、文字通り、キャンセルの電話や連絡なしに当日来ないということです。たまに患者さんで「予約をすっかり忘れていました」という方もいらっしゃいます。意図的な無断キャンセルではないのでまだ良いのかもしれませんが、歯科医師や歯科衛生士は患者さんの予約をもとに1日の計画を立て、動いていますので、予約の管理はしっかり行い、予約に行けなくなった場合は必ず連絡をするようにしましょうね。

キャンセルするなら必ず連絡をいれましょう

遅れてしまった場合の対処法

万が一、交通事情や急なトラブルで予約時間に遅れてしまう場合は、まずは速やかにクリニックに連絡を入れましょう。

診療スケジュールの変更が可能な場合もありますが、遅刻の状況によっては、別の時間帯への再予約が必要になることもありますので、遅れてクリニックに駆けつけても、無駄になる場合があります。そのため、連絡は必ず入れるようにしましょう。

駐車場や交通機関の確認について

初めてのクリニックに行く際には、駐車場の有無や交通機関のアクセスを事前に確認しておくことが大切です。特に、駐車場のスペースが限られている場合や、近隣の駐車場を利用する場合は、あらかじめ予約が必要な場合もあります。さらに、電車やバスでクリニックに向かう場合は、最寄り駅やバス停からの所要時間や乗り換え方法を確認しておくと、余裕を持って到着することができます。

時間通りに着いても、院内で待ち時間が発生することも

予約の時間に間に合うように通院していても、前の患者さんの診療が長引くことや、緊急の対応が必要な場合など、多少の待ち時間が発生することもあります。

このような場合に備えて、スマートフォンやタブレットを持参して、気軽に過ごせるようにしておくと良いでしょう。特に、充電器や携帯バッテリーを持参しておくと、待ち時間中にバッテリー切れを心配することなく過ごせます。また、本や雑誌を持参しておけば、リラックスしながら待つこともできます。

診察前のリラックス法

歯科治療に対して不安や緊張を感じる方も多いかもしれません。そんなときは、簡単な呼吸法やストレッチを試してみましょう。例えば、ゆっくりと深呼吸をすることで心を落ち着けたり、肩や首を軽く回して筋肉の緊張をほぐすことができます。診察前にリラックスした状態で臨むことで、治療がよりスムーズに進むことが期待できます。

歯医者の予約は何分前に行くべきに関するQ&A

歯医者には予約の何分前に到着すべきですか?

歯医者には予約の10分前に到着するのが理想的です。

予約時間に遅れそうな場合、どのような行動が推奨されますか?

予約時間に遅れそうな場合、事前に歯医者に電話を入れると良い印象を与えることができます。

遅刻の可能性があるときに電話を入れることが重要な理由は何ですか?

電話を入れることで、歯医者のスケジュール調整が可能となり、また印象も良くなります。

まとめ

歯医者を予約した場合は、10分前くらいに到着することがベストです。遅刻すると時間のズレが積み重なるため、他の患者さんにも影響が及びますので、予約時間は守りましょう。

何かの事情で遅れる場合は、事前に電話すると印象が良いです。予約変更やキャンセルを当日することは、理由によっては問題ありませんが、治療計画に影響がある場合は早めに連絡すべきです。

キャンセル料はかかりませんが、無断キャンセルは医院に迷惑なります。予約を守り、キャンセルする場合は必ず連絡を入れましょう。

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医。日本歯周病学会。

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