今回は「他人への口臭の伝え方」について書いていきたいと思います。
口臭の伝え方・言い方
彼氏・彼女、夫・妻、母親・・・自分以外の人の口臭って伝えづらいですよね。今後も付き合っていきたい相手だからこそ、口臭は伝えてあげたいもの。
もし仮に自分が愛する人から口臭を指摘されたらとってもショックです。しかしどうでもいい人にわざわざ勇気を払って口臭を伝えたりしません。愛があるゆえ、相手も伝え方・言い方に悩んで言ってくれたことでしょう。
今回は
- 夫・彼氏への口臭の伝え方
- 妻・彼女への口臭の伝え方
- 母親への口臭の伝え方
をまとめています。友人へ口臭を伝えるときも、男女別で参考にしてみてください。
【口臭の伝え方①】夫・彼氏
自分の口臭について他人から指摘された経験をもつ人は42%。その割合は男性の方が多いことがわかっています。
また配偶者の口臭を気にする人の割合は女性の方が多く、84%の女性が「夫の口臭」が気になると答えました。加えて調査からわかったのは、男性は年齢を重ねるにつれ妻の口臭は気にならなくなるということ。それに対して、女性は何歳になっても夫の口臭を気にしているということがわかりました。
考えられる口臭の原因
多くの人が感じる口臭(起床時など時間帯に関係なく口臭がする)のうち、90%以上は口腔内に原因があると言われています。つまり歯周病や虫歯、歯垢、歯石、舌の上の汚れ、入れ歯についた汚れなどが原因です。
ゆえに歯科医院へ行って歯の治療をしてもらえば口臭も治るということ。特に歯周病や舌の上の汚れは、強い口臭に繋がりやすいです。経験上、特にこれらが原因であるときは本人が気づいていない・気にしていない場合が多いです(泣)
口臭のうちほとんどはお口の不衛生によるもの
自分の口臭が気になった時、「歯を磨く」「ガム・タブレットを噛む」「うがいをする」という方がほとんどです。しかしこれはどれも一時的な解決策。虫歯や歯周病などが原因で口臭が起きている可能性が高く、歯医者に行くのが手っ取り早いです。また、口臭の治療を専門にやっている歯医者も最近は増えてきているので、そのような歯医者の受診を勧めてもよいでしょう。
男性は40歳代では80%の人が口臭を心配・気にしていますが、50歳代では78%、60歳代では75%と、年齢が上がるにつれて自身の口臭を気にする人の割合が低下することがわかりました。夫・旦那さんのご年齢にもよりますが、これらが合わさって口臭の原因になっている可能性が高いですね。
男性は年齢を重ねるにつれて口臭への意識が薄れる
また10〜20代の彼も、多くは歯肉炎などお口の中に原因があると考えられます。その他口呼吸も口臭の大きな原因となります。普段から彼のお口が開いていないか、意識して見てみると良いでしょう。
さりげない伝え方5選
夫・旦那であれば気が知れていて伝えやすいのも事実。それでもストレートに「口臭いよ」は、自分だったら言われたくないですよね。
✔︎「自分の口臭が気になって、買ってみた!一緒に使おう」
→歯周病・口臭ケアグッズ・口臭チェッカーを一緒に試す
✔︎「自分の口臭が気になって、歯医者に行こうと思う。一緒に行こう」
→歯科医院の受診を勧める
✔︎「最近、歯医者行ってなくない?」
→歯科医院の受診を勧める
✔︎「(歯を磨いた後に)歯磨いた?」
→「磨いたよ、何で?」→「少しだけにおいがしたから」
✔︎「友達の旦那さん、口臭がひどいらしい」
→自分の身にも起こりうることを自覚させる
細かい話ですが、私も行くから一緒にどう?程度ではプライドの高い彼は乗ってくれないでしょう。すんなりうん行く!となる夫や旦那であればとっくに口臭は治っていると思います。
【口臭の伝え方②】妻・彼女
女性は男性よりもデリケートであることが多いです。また、恥ずかしさから怒ってしまったりずっと気にし続けてしまうことも。男性よりも繊細な方が多いので、優しく・さりげなく伝えるのが紳士です。
考えられる口臭の原因
女性でも男性と同様、口臭のうちほとんどは口腔内に原因があると言われています。つまり歯周病や虫歯、歯垢、歯石、舌の上の汚れ、入れ歯についた汚れなどが原因です。ゆえに歯科医院へ行って歯の治療をしてもらえば口臭も治るということ。特に歯周病や舌の上の汚れは、強い口臭に繋がりやすいです。
自分の口臭が気になった時、「歯を磨く」「ガム・タブレットを噛む」「うがいをする」という方がほとんどですがこれらは一時的な解決策に過ぎません。虫歯や歯周病などが原因で口臭が起きている可能性が高いので歯医者に行くのが手っ取り早いです。
口臭のうちほとんどはお口の不衛生によるもの
さりげない伝え方4選
✔︎「水飲む?」「ガム食べる?」
→普段そんなことを言わない旦那や夫、彼に勧められたら気が付くかも
✔︎「自分の口臭が気になって、買ってみた!一緒に使おう」
→歯周病・口臭ケアグッズ・口臭チェッカーを一緒に試す
✔︎「自分の口臭が気になって、歯医者に行こうと思う。一緒に行こう」
→歯科医院の受診を勧める
✔︎「ちょっとだけにおいが気になるかも・・・一緒にケアしてみない?」
【口臭の伝え方③】母親
考えられる口臭の原因
上記と同様、口臭のうちほとんどは口腔内に原因があると言われています。つまり歯周病や虫歯、歯垢、歯石、舌の上の汚れ、入れ歯についた汚れなどが原因です。ゆえに歯科医院へ行って歯の治療をしてもらえば口臭も治るということ。特に歯周病や舌の上の汚れは、強い口臭に繋がりやすいです。
いま母親への口臭の伝え方を悩んでいる方は、おそらく母親というのは40代以降でしょう。30代以降になるとおよそ80%の人が歯周病にかかっているとされています。加えて女性ホルモンには、歯周病菌の増殖を促したり組織を悪化させたりする作用があります。そのため女性の方が歯周病になりやすいと言われています。
30代以降の方のおよそ8割が歯周病にかかっているとされる
さりげない伝え方3選
✔︎「30代以降の8割が歯周病にかかってるんだって」
→歯周病・口臭ケアグッズ・口臭チェッカーを一緒に試す
✔︎「最近、歯医者行ってなくない?」
→歯科医院の受診を勧める
✔︎「少し口臭がするよ、最近体調悪くない?検診とか行ってる?」
→内臓の不調が口臭に繋がることもあります
母親となるとご年齢もあるので、健康面が心配・・・という風に伝えるのも手でしょう。デリケートな話題でもしっかり指摘できるのは家族だけだったりします。中には子供に口臭を指摘されてありがたかったという母親もいます。それは、他人は気を遣って言ってくれないから。「水飲む?」などと遠回りせず、さらっと伝えても良いかもしれません。
あなたの口臭は大丈夫?
家族に口臭を指摘されればもちろんのこと、電車の中で近くの人が嫌な顔をしたり、友人にガムを勧められたり。ちょっとしたことから、自分の口臭が気になり始める方は多くいます。
また口臭はかなりデリケートな問題なので、言えない・指摘できないという方は多くいます。これはつまり、自分から口臭がしていても、多くの人は言ってくれないということ。
口臭は自分ではわからないものだからこそ、一度気になり始めると不安は募っていくばかりですよね。周りの人の気持ちが気になって口を開けて笑えなかったり、話しづらくなったりします。
口臭検査では、口臭を数値化するためだけに作られた専用の機械を使います。口臭が数値化されると、自分の口臭は実際にあるのか?人を不快にさせるほどなのか?といったことがわかります。つまり自分の口臭を客観視できるというわけです。
またそれだけでなく、口臭検査を行うことで口臭の原因もはっきりわかります。専用の機械が、口臭のもとになっている成分(においのもと)を診断し、その成分はどこから来ているのが教えてくれるのです。
相手を傷つけない口臭の伝え方に関するQ&A
例えば「自分の口臭が気になって、買ってみた!一緒に使おう」と伝える方法や、「最近、歯医者行ってなくない?」と問いかける方法があります。
口臭の大部分は口腔内の問題で、歯周病や虫歯、歯垢、歯石、舌の上の汚れ、入れ歯についた汚れなどが主な原因です。
まとめ
口臭の伝え方は、愛情を持ってさりげなくアプローチすることが重要です。
男性に口臭を伝える際は共感を示し、一緒に対策を考えることが大切です。女性への伝え方も優しく気を使い、一緒にケアを提案しましょう。母親への口臭の伝え方では、健康面を心配するアプローチが有効です。
口臭はデリケートな問題で、自覚が難しいこともあります。口臭検査を受けることで客観的な情報を得られ、原因も明らかになります。伝え方次第で、口臭の問題は円満に解決できます。