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ホワイトニング・定期健診

セルフホワイトニングは効果がない?歯科医院との違い

セルフホワイトニングは効果がない?歯科医院との違い

まつもと歯科 理事長・総院長 松本 正洋

セルフホワイトニングは手軽に始められますが、セルフホワイトニングが適しているケースや歯科医院でのホワイトニングが必要な場合があります。セルフホワイトニングと歯科医院でのホワイトニングの違いを比較し、それぞれのメリットや注意点をご説明します。

セルフホワイトニングとは

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングは、自分の手で行うホワイトニングのことです。セルフホワイトニングは大きく2つに分けられます。

サロンで行うセルフホワイトニング

ホワイトニングサロンでセルフホワイトニングを行うのがまず1つ。この「セルフホワイトニングサロン」は最近かなり増えてきています。数百円で行えるセルフホワイトニングサロンも多くあります。

自宅で行うセルフホワイトニング

セルフホワイトニングは、歯科医院で行うプロフェッショナルホワイトニングとは異なり、自宅で手軽に歯の白さを維持・向上させるための方法です。特別な機器や薬剤を使用せず、自分でできる点が特徴です。

セルフホワイトニングの種類

自宅で行えるセルフホワイトニングには以下のような種類があります。

1. ホワイトニング歯磨き粉
  • 特徴・・研磨剤や漂白成分が含まれており、歯の表面の汚れを落とす効果が期待できます。
  • 適している人・・着色汚れ(コーヒー、紅茶、タバコなど)が気になる方。
  • 注意点・・過度な使用は歯の表面を傷つける可能性があるため、適度に使用することが推奨されます。
2. ホワイトニングジェルやペン
  • 特徴・・適量のジェルやペンタイプの漂白剤を歯に塗布し、数分放置して使用します。
  • 適している人・・部分的に色が気になる場合や、短時間で効果を得たい方。
  • 注意点・・商品によっては漂白成分が強いものもあり、知覚過敏を引き起こすことがあるため、使用前に成分を確認してください。
3. LEDライトキット
  • 特徴・・ホワイトニングジェルと専用のLEDライトを組み合わせて使用し、歯を白くする効果を高めます。
  • 適している人・・自宅でより本格的なホワイトニングを試したい方。
  • 注意点・・初心者にはややハードルが高い場合があるため、使用方法をしっかり把握する必要があります。

自宅で行うセルフホワイトニング方法はこちらでまとめています。

https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/home-whitening-5/

セルフホワイトニングで効果を感じる回数

セルフホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングは、1回で歯が白くなったと効果を感じられることが多いです。セルフホワイトニングではどうでしょうか?

サロンで行う場合

ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングは、1回の来院で数回ホワイトニング(=数回光照射)を行います。これを3〜5回繰り返すことを勧めているサロンが多いようです。

セルフホワイトニングを行う前の歯の色にもよりますが、来院を繰り返せば歯の白さを実感できることが多いようです

自宅で行う場合

市販の歯磨き粉などを使って自宅でセルフホワイトニングを行う場合。この場合は、1回〜数回の使用で効果が感じられるでしょう。ただ効果を感じられる基準は人によってさまざま。明らかな茶渋であったりタバコのヤニであれば、1回で効果が感じられます

セルフホワイトニングは効果がないって本当?

セルフホワイトニングは効果がないと感じる方がおられます。その決め手は歯の色が着色やくすみを起こした「原因」です。これにより効果の感じ方は変わってきます。

着色・くすみなどには効果がある

サロンや自宅で行うセルフホワイトニングは、コーヒーや赤ワイン、お茶、タバコなどを日常的に摂取する方には向いています。つまり食べ物や飲み物による着色が原因で歯が黒ずんでいる・黄ばんでいる場合には、高い効果を発揮します

歯そのものの色には効果がない

着色はしていない・あるいは歯磨き粉などですでに着色は落とせており、歯そのものの色が黒ずんでいたり黄ばんでいる場合。この場合は、セルフホワイトニングで歯を白くすることはできません。ゆえに何度セルフホワイトニングを行なっても効果は感じられないでしょう。

この違いはセルフホワイトニングに使用している薬剤の成分によります。

ホワイトニングサロン・自宅と歯科医院の違い

なぜ歯科医院の方がホワイトニング効果が高いと言われているのでしょうか。

ホワイトニングサロン・自宅で得られる効果

先述のとおりサロンや自宅で行うセルフホワイトニングは、着色やくすみを落とすことができます。ただ歯そのものの色を落とすことはできません

歯そのものの色を明るくしたい・白くしたいという方は、歯科医院でホワイトニングを行うしかありません。これは許可されているホワイトニング剤の成分に大きな違いがあるからです。

医療機関でないホワイトニングサロンや市販品で使用できるホワイトニング剤は、重曹やポリリン酸、炭酸カルシウムなどです。これらは資格がなくても扱うことができるゆえ、サロンや市販品にも多く含まれています。

資格がなくても扱えるということは、「知識がなくても扱えるほど安全なもの」ということ。着色など身体に影響を与えない簡単な汚れは落とすことはできますが、歯そのものの色を変えるというリスクの高い行為は行えません。

歯科医院で得られる効果

歯医者

歯科医院でのホワイトニングでは、主に過酸化水素や過酸化尿素という成分を使用します。

これらは「医薬品」であるため、歯科医師や歯科衛生士という資格を持っていないと扱うことができません。ゆえに歯科医院でしか使用することができず、ホワイトニングサロンや市販品に含ませることは法律で禁止されています

「医薬品」である過酸化水素や過酸化尿素は、歯そのものの色を明るくしたり、白くさせることに高い効果を発揮します。ただ歯の表面の着色を落とす行為とは違い、しみたり痛みが出るリスクがあるのは事実です。そのため歯科医師歯科衛生士という専門家のもと使用していきます。

歯科医院でホワイトニングを受けることのメリット

ホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングは、セルフホワイトニングとは異なり、専門的な知識と技術に基づいて実施されます。そのため、より高い効果や安全性が期待できます。

1. 高い効果が得られる

歯科医院で使用されるホワイトニング剤は、濃度が高く、歯を白くするための成分がセルフホワイトニングよりも強力です。そのため、短期間で目に見える効果が期待できます。

  • 即効性・・1回の施術でもトーンアップが実感できる場合があります。
  • 持続性・・適切なアフターケアを行うことで、セルフホワイトニングよりも効果が長持ちします。

2. 安全性が高い

歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、専門的な視点から適切なケアが受けられます。

  • 事前診断・・歯や歯茎の状態を確認し、ホワイトニングが適切かどうか判断してもらえます。
  • トラブルの防止・・知覚過敏や歯茎の炎症などが起こった場合も、迅速に対応してもらえるため安心です。

3. 個々に合ったホワイトニングプランが受けられる

歯科医院では、患者さん一人ひとりの歯の状態や希望に応じたホワイトニング方法を提案してくれます。

  • オフィスホワイトニング・・歯科医院で専用機器を使い、短時間で効果を得る方法。
  • ホームホワイトニング・・個別に作られたマウスピースと専用ジェルを使用し、じっくりと歯を白くする方法。
  • デュアルホワイトニング・・オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせ、より効果を高める方法。

4. 専門的なアドバイスが受けられる

ホワイトニング後の効果を維持するためのアドバイスや、口腔内の健康を保つためのケア方法を教えてもらえます。

  • 歯磨き方法の指導・・歯垢や着色汚れを防ぐための効果的な歯磨き法。
  • 食事の注意点・・色素が強い飲食物を避けるタイミングや代替品の提案。
  • 定期的な健診・・効果の維持だけでなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

5. トータルケアが可能

ホワイトニングだけでなく、歯の健康や見た目全体を考慮した総合的なケアが受けられる点も歯科医院の魅力です。

  • 歯石除去(クリーニング)・・ホワイトニング前に行うことで、薬剤が均一に作用しやすくなります。
  • 歯の補修・・虫歯や詰め物のトラブルがある場合は、ホワイトニング前に適切な治療が行われます。
  • 審美的治療・・ホワイトニングと併せて被せ物や詰め物を交換することで、より自然で美しい仕上がりが期待できます。

まとめ

歯のキャラクター

セルフホワイトニングは、コーヒーやタバコによる着色やくすみを落とす効果が期待できる一方で、歯そのものの色を白くすることは難しい場合があります。

一方、歯科医院でのホワイトニングでは、医療用のホワイトニング剤を使用するため、歯の色そのものを白くする高い効果が得られますが、費用やリスクを伴います。

ご自身のニーズや歯の状態に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。

 

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科吹田本院
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医日本歯周病学会

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